獣医師の先生方へ

平素より、当院をご利用いただいている獣医師の先生方には、貴重な症例をご紹介いただき、心より御礼申し上げます。これからも、地域獣医療向上のため、微力ながら努力を重ねていく所存でおります。今後とも変わらぬ御指導、ご鞭撻のほどお願い申し上げます。ここでは、2次診療施設として、ご利用いただく機会の多い項目を中心に情報をまとめてみました。

当院では、

◆CT検査【無麻酔CT検査対応】

◆内視鏡検査

◆血液透析処置

◆依頼手術（腫瘍外科、泌尿器外科（尿管ステント＆SUBシステム設置対応可）、神経外科、整形外科、消化器外科、軟部外科等）

◆がん免疫療法（CAT療法、DC療法、DC-CAT療法、γδT療法等）

◆幹細胞療法（ADSC療法、MSC療法）

などのご紹介症例を受けつけております。

特に、CT検査、血液透析処置、尿管閉塞対応手術（尿管ステント設置、SUBシステム設置）、がん免疫療法、幹細胞療法につきましては、実施可能な獣医療機関が限られていることから、近隣の先生方に加え、遠方の先生方からも多くご紹介いただいております。

最近は、先生方ご自身で執刀される症例の術前画像取得を目的としてCT検査をご利用いただく機会が増えております。

ご予約、ご相談等につきましてはお電話にて承っております。お気軽にお問い合わせ下さい。

その際、飼い主様のみで御来院されるのか、獣医師の先生のみ御来院されるのかといった情報や、例えばCT検査の後に外科的処置等も含めて希望されるのか、CT検査のみで手術・治療は貴院で実施される御予定なのかどうかといった情報、CT検査等の麻酔処置の際に歯石除去処置等の付随処置を合わせて希望されるかどうか等、なるべく具体的にご指示いただけると幸いです。

ご紹介症例で利用頻度の高い主な医療機器の仕様です。
希望される検査・処置の可不可を判断する参考として下さい。
また、機器は随時更新されている可能性もございます。ご不明な点はお問合せ下さい。

・80列マルチスライスCTスキャナ（Canon製Aquilion Lightning helios edition　TSX-036A、0.5mm×80列（160スライス）、0.25mm間隔画像構築（倍密度再構成技術）、0.5秒/回転－高速スキャンオプション装着済、サブトラクションソフトウェア追加済）。
・無麻酔CTポジショナー「谷浦式CTポジショナー」 HT-S1　一式（ペットコミュニケーションズ株式会社製）。
・移動式CアームX線透視装置（サブトラクション機能付）（Philips製　BV-25）。
・電子内視鏡システム（FUJINON製　200system　スコープ　φ3.1ｍｍ×45ｃｍ、φ5.9ｍｍ×110ｃｍ、φ11.0ｍｍ×169ｃｍ、生検鉗子各種、処置鉗子各種）。
・個人用血液透析装置（TORAY製　TR-3000S）。
・CO2インキュベーター一体型クリーンベンチ（ASTEC&J-ARM共同開発）。
・動物用超音波手術器 SonoCure(ソノキュア)（東京医研製）