2012.12.06
2009年3月、病院増築完成いたしました。
診察室・手術室等を増設するとともに、マルチスライスCT検査装置ならびに血液透析装置を導入いたしました。
手術室は様々な術式に対応できるよう広く設計するとともに、Cアーム型外科用レントゲン透視装置等も新規導入いたしました。
マルチスライスCT検査により、従来のデジタルレントゲンでは診断できなかった病変も描出することが可能となるとともに、3D画像解析や仮想内視鏡などといった様々な画像解析を実施することにより、より正確な画像診断の提供が可能となりました。
マルチスライスCT検査により、従来のデジタルレントゲンでは診断できなかった病変も描出することが可能となるとともに、3D画像解析や仮想内視鏡などといった様々な画像解析を実施することにより、より正確な画像診断の提供が可能となりました。
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血液透析装置の導入によって、腎不全・心不全や中毒、免疫疾患等の様々な疾患において、透析治療や除水治療、血漿交換療法等といった治療選択肢が増えました。
これまで救命が難しいとされてきた状態にも対処が可能となり、救命率が向上しました。 |
Cアーム型外科用レントゲン透視装置を利用すると、検査時や術中に動画のレントゲン画像を得ることができます。
よって整形外科手術では正確性が向上し、また循環器分野等においても透視下での検査・治療の充実を図ることが可能となりました。 |
サブトラクション機能付きなのでインターベンション治療の際にも利用しやすく、現在獣医療においても発展著しいカテーテル治療などのより侵襲が低い治療の実施には必須の装置です。
今後はこれらの機器も診療に取り入れることにより、飼い主様と動物たちにとってよりよい獣医療を実践していきたいと考えています。